トラブルシューティング

トラブルシューティング
ここでは、トラブルシューティングに関する説明をします。
以下の各エラー情報がどのような場合に出力され、対応をどうのようにすれば良いかを簡単に記述いたします。


ネットワークアダプターが正しく読み込めませんでした。
以降の動作は、正しく動作しません。一旦、終了し、ネットワークアダプターの接続などネットワークアダプター動作の確認を行った上で、再度、実行してください。
【原因】
ネットワークアダプター情報の読み込みで、エラーを検出しました。

【対策】
通常、ネットワークアダプター(主にドライバー)が、異常をきたしている可能性があります。
指定されたアダプタを正しくオープンできませんでした。
アダプタの選択に誤りがないか、ログインユーザに管理者の権限があるか確認の上、再度、実行してください。
【原因】
ネットワークアダプターをソケットオープンした時に、エラーを検出しました。

【対策】
ネットワークアダプターをモニター用にオープンできないユーザの可能性があります。
※管理者の権限が必要です。
ネットワークアダプター(主にドライバー)が、異常をきたしている可能性があります。
モニター(ロギング)データを指定されたファイルへ書き込めませんでした。
(xxxxxxxxxx)
保存先フォルダ及びファイル名を確認の上、再度、実行してください。
【原因】
指定されたファイルを書き込みした時に、エラーを検出しました。

【対策】
指定されたファイル(或いはフォルダ)が書き込み禁止になっている可能性があります。
指定されたファイル(或いはフォルダ)へ書き込み権限が、現在のユーザにない可能性があります。
指定されたファイル(或いはフォルダ)へ空き容量がない可能性があります。
モニター(ロギング)情報をファイルへ書き込めませんでした
保存先フォルダの容量或いはファイル名、アダプター、ポート番号に誤りがないか確認の上、再度、実行してください。
[詳細情報]
xxxxxxxxxxxx
【原因】
ロギング情報をテキスト情報へ展開中に、エラーを検出しました。

【対策】
指定されたTCPポートがSECS(HSMS)のTCPポートでない可能性があります。
指定されたIPアドレスがSECS(HSMS)のIPアドレスでない可能性があります。
受信・送信パケット情報がSECS(HSMS)のフォーマットでない可能性があります。

以下は、[詳細情報]に記述される*** warning xxxxとして表示(記録)される情報です。
それぞれの具体的な意味を以降に記載します。(何か問題解析の手助けになるかもしれませんが、あくまで参考程度にお願い致します)
※上段:warning メッセージ、下段:説明

input data no size..
指定されてデータが異常(サイズが異常)
input data no secs data header(size check 1)..
パケットデータサイズが14バイト未満であった
input data no secs data header(size check 2)..
SECSデータサイズが10バイト未満であった
input data no secs data header(size check 3)..
SECSデータサイズがパケットデータサイズよりも大きかった
input data no secs data header(type check)..
メッセージの種別が認識できなかった
input data no size..
指定されてデータが異常(サイズが異常)
data size correct ? ..
属性サイズ(サイズのバイト長)が残りパケットデータサイズを超えている
data size not equals packet size ..
属性サイズ(属性データバイト数)が残りパケットデータサイズを超えている
data length not equals packet size ..
属性種別からのサイズと属性データバイト数が違う
list count unmatch 1..
リストで指定されている属性数を実際の展開した属性数が超えた
list count unmatch 2..
リストで指定されている属性数を実際の展開した属性数が異なる
ファイルの書き込みができません。
指定されたSECSログ保存先フォルダは、書き込みできないか、空き容量が無いディレクトリです。
【原因】
ロギング情報をテキスト情報へ展開中に、エラーを検出しました。

【対策】
指定されたSECSログ保存先フォルダは、書き込みできないディレクトリか空き容量がない可能性があります。
初期設定ファイルの書き込みができません。
インストール先ディレクトリは、書き込みできないか、空き容量が無いディレクトリです。
【原因】
初期設定ファイルの書き込み中に、エラーを検出しました。

【対策】
初期設定ファイルが書き込みできない状態になっているか、初期設定ファイルがあるディレクトリが書き込みできないディレクトリとなっている可能性があります。
USBを書き込み不可状態にしている、CDROMなどへ焼いて使用しているなどの場合は、このエラーが発生することがあります。
送信情報が取得(ロギング)されません。
【原因】
(1)管理者権限のないユーザで起動をしている。
(2)必要なサービスが起動されていない。

【対策】
(1)管理者権限を持つユーザで実行してください。
(2)各OS後に、以下の設定を行って下さい。
  • ■ Windows2000の場合
    デスクトップの[マイコンピュータ]を右クリックして[管理]を選択しコンピュータの管理を開きます。
    ツリービューの[サービスとアプリケーション]の[サービス]を選択し、
    [Internet Connection Sharing] を有効にします。
  • ■ WindowsXPの場合
    [マイコンピュータ]を右クリックして[管理]を選択しコンピュータの管理を開きます。
    ツリービューの[サービスとアプリケーション]の[サービス]を選択し、
    [Internet Connection Firewall(ICF)/Internet Connection Sharing(ICS)]を有効にします。
    ※サービスパックのバージョンによっては、[Windows Firewall/Internet Connection Sharing (ICS)]と表示されます。
※スタートアップの種類が[手動]になっているとWindowsの再起動時に設定が[無効]になってしまいます。
 スタートアップの種類を[自動]に設定しておいてください。
USBを挿入しても自動実行しません。
【原因】
(1)Windows 2000では、自動実行しません。
(2)Windows XPでは、自動実行ではなく、動作選択画面が表示され、その中でSECS Packet Loggerを選択することで実行できます。
また、昨今では、同自動実行にてウィルスが確認されています。自動実行は、危険とされ、管理者が止めている場合もございます。

【対策】
USB直下の「SECS Packet Logger」ショートカットをダブルクリックで実行してください。