トラブルシューティング

トラブルシューティング
ここでは、トラブルシューティングに関する説明をします。
以下の各エラー情報がどのような場合に出力され、対応をどうのようにすれば良いかを簡単に記述いたします。


シリアルポートが正しく読み込めませんでした。
以降の動作は、正しく動作しません。一旦、終了し、シリアルポートの接続などシリアルポートの動作の確認を行った上で、再度、実行してください。
【原因】
シリアルポート情報の読み込みで、エラーを検出しました。

【対策】
通常、シリアルポート(主に接続或いはドライバー)が、異常をきたしている可能性があります。
指定されたシリアルポートを正しくオープンできませんでした。
シリアルポートの選択に誤りがないか、ログインユーザに管理者の権限があるか確認の上、再度、実行してください。
【原因】
シリアルポートをモニター用としてオープンした時に、エラーを検出しました。

【対策】
シリアルポートをモニター用にオープンできないユーザの可能性があります。
※管理者の権限が必要です。
シリアルポート(主に接続或いはドライバー)が、異常をきたしている可能性があります。
モニター(ロギング)データを指定されたファイルへ書き込めませんでした。
(xxxxxxxxxx)
保存先フォルダ及びファイル名を確認の上、再度、実行してください。
【原因】
指定されたファイルを書き込みした時に、エラーを検出しました。

【対策】
指定されたファイル(或いはフォルダ)が書き込み禁止になっている可能性があります。
指定されたファイル(或いはフォルダ)へ書き込み権限が、現在のユーザにない可能性があります。
指定されたファイル(或いはフォルダ)へ空き容量がない可能性があります。
モニター(ロギング)情報をファイルへ書き込めませんでした
保存先フォルダの容量或いはファイル名、アダプター、ポート番号に誤りがないか確認の上、再度、実行してください。
[詳細情報]
xxxxxxxxxxxx
【原因】
ロギング情報をテキスト情報へ展開中に、エラーを検出しました。

【対策】
受信・送信伝送情報がSECS(SECSI)のフォーマットでない可能性があります。

以下は、[詳細情報]に記述される*** warning xxxxとして表示(記録)される情報です。
それぞれの具体的な意味を以降に記載します。(何か問題解析の手助けになるかもしれませんが、あくまで参考程度にお願い致します)
※上段:warning メッセージ、下段:説明

input data no size..
指定されてデータが異常(サイズが異常)
input data no secs data header(size check 1)..
伝送データサイズが13バイト未満であった
input data no secs data header(size check 2)..
SECSデータサイズが10バイト未満であった
input data no secs data header(size check 3)..
SECSデータサイズが伝送データサイズよりも大きかった
input data no secs data header(type check)..
メッセージの種別が認識できなかった
input data no size..
指定されてデータが異常(サイズが異常)
data size correct ? ..
属性サイズ(サイズのバイト長)が残り伝送データサイズを超えている
data size not equals packet size ..
属性サイズ(属性データバイト数)が残り伝送データサイズを超えている
data length not equals packet size ..
属性種別からのサイズと属性データバイト数が違う
list count unmatch 1..
リストで指定されている属性数を実際の展開した属性数が超えた
list count unmatch 2..
リストで指定されている属性数を実際の展開した属性数が異なる
ファイルの書き込みができません。
指定されたSECSログ保存先フォルダは、書き込みできないか、空き容量が無いディレクトリです。
【原因】
ロギング情報をテキスト情報へ展開中に、エラーを検出しました。

【対策】
指定されたSECSログ保存先フォルダは、書き込みできないディレクトリか空き容量がない可能性があります。
初期設定ファイルの書き込みができません。
インストール先ディレクトリは、書き込みできないか、空き容量が無いディレクトリです。
【原因】
初期設定ファイルの書き込み中に、エラーを検出しました。

【対策】
初期設定ファイルが書き込みできない状態になっているか、初期設定ファイルがあるディレクトリが書き込みできないディレクトリとなっている可能性があります。
USBを書き込み不可状態にしている、CDROMなどへ焼いて使用しているなどの場合は、このエラーが発生することがあります。
USBを挿入しても自動実行しません。
【原因】
(1)Windows 2000では、自動実行しません。
(2)Windows XPでは、自動実行ではなく、動作選択画面が表示され、その中でSECS Serial Loggerを選択することで実行できます。
また、昨今では、同自動実行にてウィルスが確認されています。自動実行は、危険とされ、管理者が止めている場合もございます。

【対策】
USB直下の「SECS Serial Logger」ショートカットをダブルクリックで実行してください。