SECS Serial Logger


SECS Serial Logger(Monitor) とは?

SECS Serial Logger (Monitor)は、

Windows(R)版 の半導体装置間通信プロトコル(SECS(SECS-I)) の通信データをロギング(モニター/キャプチャー)するソフトウェアです。
簡単に通信ログを採取することができます。

  • 半導体SECS(SECS-I)通信のデバッグにお困りではありませんか?
  • 出荷したソフトの通信を確認したい?

SECS Serial Logger(Monitor)は、SECS(SECS-I)のデータ確認をお手伝いいたします。
※英語版Windowsでも、動作します。(画面が英語表示に自動で切り替わります。)
※HSMSに関する対応は、「SECS Packet Logger(Monitor)」 をご利用ください。


SECS Serial Logger スクリーンショット

SECS Serial Loggerのメイン画面です。この画面からロギング(キャプチャー)を開始します。
ロギング(キャプチャー)中の画面です。
ロギング(キャプチャー)中の画面です。現在ロギング中のメッセージがリアルタイムで表示されます。また、各メッセージの詳細を確認したい場合は、リストからメッセージを選択すれば、すぐに確認できます。
出力ファイル・ディレクトリの詳細情報を設定する画面です。
実行中画面の詳細情報表示のフォント、色情報の詳細を設定する画面です。
詳細なロギング有無の条件を指定する画面です。
実行中画面の詳細情報内メッセージリストへ追加しないメッセージを指定する画面です。
SECS Serial Logger (Monitor) 起動、停止の条件を設定する画面です。
SECS Message Viewerのメイン画面です。リリース版では、この画面でリアルタイムにメッセージの詳細を確認することができます。

※クリックすると大きな画面イメージが表示されます。

SECS Serial Logger の特徴は?

SECS Serial Logger(SECSシリアルロガー)には、以下の特徴があります。
※SECS通信プロトコルは、SECS-Iにのみ対応しています。HSMS(HSMS-SS)には対応していません。
※HSMSに関する対応は、「SECS Packet Logger(Monitor)」 をご利用ください。

  • USBへ挿して起動するだけで情報をロギングできます。
    正規版では、USBフラッシュメモリにインストールされた状態で出荷されます。
    そのため、USBのフラッシュメモリをロギング(モニター)したいPCへ指して、 USBのフラッシュメモリの実行ファイルを起動すれば、簡単に情報をロギングできます(通信ログファイルへ出力します)。
    インストールは不要です。
    ※ログインユーザに管理者の権限が必要です。


  • テキストファイル(通信ログ)に残るから簡単に解析ができます。
    ロギングされる情報は、全てテキストファイルで保存されます。そのため、メモ帳などですぐに確認することができます。
    また、更に詳細情報画面からも簡単にメッセージを確認できます。
    じっくり解析するためのSECS Message Viewerが同梱されています。
    SECSでロギングされたSECSメッセージのロギング(通信ログ)ファイルを、同梱のViewerで、じっくりと解析することができます。
    また、リアルタイムの読み込み更新することで、開発のデバッグとしても用いることができます。
    ※自動更新は、製品版のみです。試用版では、手動で更新することはできます。
    ※バイナリ情報(「全てのデータを保存」で保存したファイル)の読み込みは、製品版のみです。試用版では、読み込めません。
    SECS Message Viewerに関する詳細は、Viewerオンラインヘルプ を参照してください。

  • ターゲットとなるSECSのメッセージを絞り込んで確認ができます。
    詳細情報画面では、画面に表示されるメッセージを不要なメッセージを見せなくすることができます。
    この指定を行うことで、問題となっているメッセージを探しだしやすくします。

  • SECS(SECSI-I)通信データの負荷情報を解析ができます。
    SECSでロギングされた通信データ数、通信データバイト数を時系列でCSV形式で採取することができます。
    あとで、どの時間帯で負荷が発生しているかなどの簡単な解析ができます。
    ※別途、設定が必要です。

  • 異常な通信データを破棄します。
    シリアル通信データの中には、不完全な情報をモニターすることがあります。
    そのような情報を破棄することができます。
    また、破棄せずに異常データとしてロギングすることもできます。詳しくは、環境設定の画面及びヘルプ を参照してください。

  • 英語版Windowsに対応しています。
    使用言語が日本語以外の場合は、自動的に英語版(画面が全て英語で表示されます)が起動します。
    半導体装置関連は、英語版のWindows上で動作していることが多いため、そのような状況でも簡単にロギング(モニター)することができます。

  • 古いシステム、MAC-OS,Linuxなどの別OSのシステムでも”のぞきみ”機能をつかって、ロギングできます。
    動作仕様に記述のあるOSでなくとも、「別のHOSTをのぞきみする」 機能をご利用いただくとロギングできます。

    ※本アプリケーションが、動作仕様に記述のあるOS以外で動作するという意味ではありません。
     ロギングのターゲットPCと装置の間にロギングを行うPCをブリッジ接続(シリアル)することで実現します。
     そのために、ロギングを行うPCでは、シリアルポートが2つ以上必要となります。
     詳しくは、オンラインヘルプ を参照してください。


SECS Serial Logger の価格は?

SECS Serial Logger(SECSシリアルロガー) 価格

  • 当社振込み購入時の 1ライセンス 価格(消費税込み)
¥40,950
  
  • 当社振込み購入時の有償Upgrade 1ライセンス 価格(消費税込み)
¥——–   有償Upgrade対象のバージョンはありません。
試用版では、以下の制約があります。
  • SECS Serial Loggerでは、10データのロギングを行うか、10分前後で自動的に終了します。また、ロギングを停止(自動停止も含む)した際、数秒間、次の操作を行えません。
  • SECS Serial Loggerでは、自動ロギングの機能が使えません。
  • SECS Message Viewerでは、自動ファイル更新(再読み込み)が行えません。(手動では可能です)

SECS Serial Logger の動作環境は?

【動作仕様】

OS Windows (R)2000
Windows (R)XP
Windows (R)Vista
上記以外の古いOSや別のOSでは、
「別のHOSTをのぞきみする」 機能をご利用ください。
詳しくは、オンラインヘルプ を参照してください。
CPU Pentium 1GHz以上(i386系)
Pentium 2GHz以上推奨(i386系) 64bitへの対応はできていません。
メモリ 128MB以上
256MB以上推奨
HDDの空き容量 インストール時約10MB(試用版のみ)
正規版では、インストールなしで動作しますので、HDDの容量に制約はありません。
但し、ロギング情報を書き込むディレクトリ(フォルダ)をHDDに指定している場合、そのHDDの容量までしかロギングされません。
※作成するロギングファイルの最大値の2倍の容量の空きを推奨します。
その他 PC/AT(DOS/V)互換機のみ対応。
USB1.0以上対応。(正規版では、提供されるUSBメモリを指しておく必要があります)

問い合わせ先は?

SECS Serial Logger(SECSシリアルロガー) に関する問い合わせやご購入希望の申し込みについては、以下のE-Mail、お問い合わせページへお気軽にどうぞ。

【問い合わせ先/ご購入希望の申し込み先】
お問い合わせ用のページ