ZIP修復の概要と起動方法について説明します。
概要
ZIP修復は、
ZIPファイルは、稀に(ディスクの不足やメモリ不足などから)、ZIPファイルの作成・追加時にレコード情報がうまく作成できずに終了してしまうことがあります。
そのため、その時に作成・追加したZIPファイルは、一般的なZIPアプリケーションでは、表示及び解凍できなくなることがあります。
このZIP修復では、そのようなZIPファイルを修復します。
修復したZIPファイルは、今までどおり、一般的なZIPアプリケーションでも使用可能(当然、BeZIPでも可能です)となり、新たに修復したZIPファイルに追加や削除などを行うこともできます。
※グローバルコメントは、修復できません。
また、ファイルが途中で切れているような場合は、読み取れる範囲でのみ修復されます。
全てのファイルが修復できるわけではありません。あくまで、壊れてしまったZIPファイルに残っている情報がある場合のみ修復できます。
この機能は、正式なライセンスがないと動作しません。
ZIP修復の起動する方法としては、以下の方法があります。
- メニューの「ファイル-ZIP修復...」をクリックし起動する
- Windows(R)のスタートメニューの「BeZIP-ZIP修復...」をクリックし起動する
- コマンドラインから起動する
使用方法
各画面の使用方法については、以下のページにて説明があります。
詳しくは、そちらを参照してください。
- ZIP修復使用方法
この画面にて、修復したいZIPファイル名と修復後のZIPファイル名を指定し、修復実行します。
トラブル時の対処
何かトラブルが発生し、うまく修復できない場合は、まず、以下の確認事項をご確認ください。
[確認事項]
□修復可能なZIPファイル容量は、約4GBまでです。
□何かトラブルと思われた場合は、ディスクの空き容量ならびに修復するZIPファイルの容量を、まず、ご確認ください。
□空き容量は、修復するZIPファイルの約1.5倍から2倍程度の空き容量が必要となります。
上記の確認事項がすべてクリアで且つうまく修復できない場合は、コマンドラインから以下のように起動し、修復を行ってください。
例)
インストール先がC:\Program Files\BEZIPの場合
C:\>cd C:\Program Files\BEZIP
C:\Program Files\BEZIP>bzrecover.exe /l
修復(異常終了)後、
上記例では、C:\Program Files\BEZIP (BeZIPインストール先)のフォルダ内に
recover.log
というファイルが作成されているはずですので、そのファイルをZIPで
圧縮した後に以下のメールアドレスまでご送付ください。
メール送付先:
題名:修復異常ログファイル送付