実行中画面の詳細について

実行中画面の詳細について
ここでは、実行中画面の設定情報について説明します。



「Initialize」ボタン このボタンは、SECS-Iの状態を初期化(IDLE)するボタンです
ボタン左側に、現在の状態が表示されます。
※必ずしも、ロギングが開始された時点が、IDLE状態であるとは限らないためにこのボタンが用意されています。
うまくロギング情報が採取できない場合などにご利用いただくことで、対処される場合がありますが、 通常、ご利用することはありません。
  • IDLE.
  • ‘ENQ’ was sent.
  • ‘EOT’ was sent.
  • ‘ACK’ was sent.
  • ‘NAK’ was sent.
  • ‘ENQ’ was received.
  • ‘EOT’ was received.
  • ‘ACK’ was received.
  • ‘NAK’ was received.
「開始日時」 ロギングの開始日時
「ファイル名」 現在ロギング情報を書き込んでいるファイル名
「ファイルサイズ(MB)」 現在ロギング情報を書き込んでいるファイルサイズ
「検知 伝送情報数」
[ファイル内数] – [総数]」:現在ロギング情報を書き込んでいるファイルでの検知伝送情報数と総数
総数が2,147,483,647(hex:7fffffff)を超えた場合は、「カウントできません」と表記されます。
但し、ロギングは、実施されます。(表示以外の動作に支障はありません)

「停止」ボタン ロギングと停止します。
「詳細情報表示 >>」ボタン 以下のように画面が拡張表示します。



「<< 詳細情報を閉じる」ボタン 拡張表示前の表示へ戻ります。

画面中段のメッセージリストの各項目の意味は以下のとおりです。

送信・受信方向 ←受信→送信
日時 メッセージを確認した日時(実際の送受信日時と若干ずれがあることがあります)
メッセージ名 ストリームファンクション名

メッセージリスト内のメッセージ総数が10000件を超えた場合は、自動的に一番古いものがメッセージリストから削除され、常に最新の10000件が表示されます。
但し、ロギングされたファイルには、何も影響しません。(表示以外の動作に支障はありません)


画面右下をマウスでドラッグすることで画面の拡大縮小も行えます。



  1. メッセージの中身を確認(表示)するには
  2. 一部のメッセージを一覧から非表示にするには
  3. メッセージの一覧を全て消去するには
  4. SECS Viewerを起動する

  1. メッセージの中身を確認(表示)するには

    拡張表示した状態で、中段のメッセージ一覧から、確認(表示)したいメッセージを選択し、「↓選択メッセージ表示」ボタンをクリックします。
    または、選択したメッセージをダブルクリックします。
    または、拡張表示した状態で、中段のメッセージリスト内の表示したいメッセージを選択し、右クリックします。 以下のメニューが表示されます。「選択メッセージ詳細表示」をクリックすると、拡張表示した状態での下段へ段表示されます。



    【解説】
    ここでは、選択したメッセージの中身(ロギング情報のイメージ)を下段のテキストエリアへ表示します。
    例えば、以下のように表示されます。
    # recv... 
    #  size = 25 (0x19)
    #  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  A  B  C  D  E  F     0123456789ABCFEF
    #  00 00 81 0d 00 00 00 00 01 38 01 02 41 06 42 47    .. ......8..A.BG 
    #  48 53 4d 53 41                                     HSMSA 
    
    >> (s) 2007/08/22 19:58:56 [0x00000019 0000810D000000000138]
    <S01F13 W
        <L[2]
            <A[6]    "BGHSMS">
            <A[3]    "1.0">
        >
    >
    << (e)
    					
    このようにリアルタイムで情報を表示することが可能なため、問題点をいち早く確認・検出することができます。


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  2. 一部のメッセージを一覧から非表示にするには

    拡張表示した状態で、中段の「無視するメッセージ…」をクリックします。
    以下の画面が表示され、メッセージの一覧に表示したくないメッセージ名を指定します。



    「無視するメッセージを指定する」チェック 「無視するメッセージを指定する」チェックボタンをチェックすると以降の無視するメッセージリストの編集が行えます。
    このチェックボタンをチェックしないと、以降の無視するメッセージリストに設定されれていても、無視されません。

    「追加」ボタン 「追加」ボタンで新たに一覧に表示したくないメッセージ名を入力します。
    • メッセージ名の数値は、ゼロサプレスなし(2桁)で入力します。
    • 入力時にゼロを入力しなかった場合は、自動的に設定されます。
      ex)
      S1F13 ->  S01F13
    • SxxFyyのFyyを入力しなかった場合は、Sxxと同値となる全てのメッセージが無視されます。
      ex)
      S01 -> S01F13,S01F14 などストリーム値(S01)と同じメッセージは、全て無視されます。
    「削除」ボタン 「削除」ボタンで現在選択中の一覧に表示したくないメッセージを削除します。
    編集が終わったら、「OK」ボタンをクリックします。
    以降、編集されたメッセージは、一覧に表示されなくなります。

    「編集」ボタン 「編集」ボタンで現在選択中メッセージ情報を編集します。
    編集が終わったら、「リターン(Enter)」キーを押下します。


    または、拡張表示した状態で、中段のメッセージリスト内の無視したいメッセージを選択し、右クリックします。 以下のメニューが表示されます。「無視するメッセージへ追加」をクリックすると、以降、一覧に表示されなくなります。



    同様に無視するメッセージから外したい場合は、外したいメッセージを選択し、右クリックし、「無視するメッセージから削除」をクリックします。
    但し、ここで指定しても、先の「無視するメッセージ編集」画面の「無視するメッセージを指定する」がチェックされていない場合は、実際に、無視されません。
    リストにのみ追加されます。

    【解説】
    ロギングファイルには、全てのメッセージをロギングすることに注意してください。
    ここで指定したメッセージは、この実行中画面の中段のメッセージ一覧に表示されないだけです。


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  3. メッセージの一覧を全て消去するには

    拡張表示した状態で、中段の「↑全削除↓」ボタンをクリックします。

    【解説】
    拡張表示した状態で、中段のメッセージ一覧及び下段のメッセージ詳細情報が全て消去されます。
    但し、ロギングそのものが消去されるわけではないことに注意してください。
    この実行中画面の表示情報が消去されるだけです。


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  4. SECS Message Viewer を起動する

    「Viewer表示」ボタンをクリックすると、 SECS Message Viewer を起動します。
    現在、ロギング中であれば、現在、ロギングしているファイルを開きます。
    ロギング中でなければ、空の SECS Message Viewer を起動します。



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