メイン画面の詳細について

メイン画面の詳細について
ここでは、メイン画面の設定情報について説明します。

  1. 対象ネットワークボード
  2. 別のHOSTをのぞきみする
    (のぞきみするIPアドレス)
  3. TCPポート番号(HSMS)
  4. SECS Viewerを起動する



  1. 対象ネットワークボード

    ロギングしたい「対象ネットワークボード」を選択します。

    【解説】
    ここでは、ロギング対象可能なネットワークボード(LANアダプター)を全てコンボボックスに一覧表示します。
    もし、対象となるネットワークボードが見つからない場合は、「再読み込み」ボタンをクリックします。
    それでも、見つからない場合は、ネットワークボードを再設定します。

    【注意】
    正しくネットワークケーブルや、LANボードが挿入されていない場合などは、表示されないことがあります。

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  2. 別のHOSTをのぞきみする
     (のぞきみするIPアドレス)

    ロギングしたいIPアドレスが「対象ネットワークボード」と異なる場合に指定します。
    【解説】
    「別のHOSTをのぞきみする」とは、ロギングのターゲットPCとは別のPCを用意し、そのPCでロギングを行うことです。
    この機能は、古いOSで、SECS Packet Loggerを、直接使えない、或いは、客先で運用しているPCなので触れないなどの場合にお使いいただくと便利な機能です。

    例えば、同一ネットワーク上で、シェアード ハブ(リピータ ハブ)を用いて、パケットをモニターしたい場合などは、 ここで、モニターしたいIPアドレスを指定することで、指定したIPアドレスへの送信・受信のパケットをロギング することができます。

    実際に、これを実現するには、以下のような方法があります。
    ※詳しい説明は、以降にあります。
    • シェアード ハブ(リピータ ハブ)を使う
    • スイッチングハブ(ポートミラーリング機能)を使う
    • ブリッジ接続を使う
      昨今(2008.12現在)では、シェアード ハブ(リピータ ハブ)は手に入りにくく、また、あったとしても100base-TXなどへ対応したハブは高価です。
      また、スイッチングハブについては、ポートミラーリング機能がついたものは、まだまだ、高価です。
      現在では、「ブリッジ接続を使う」方法は、イーサネット機器を(最近では、イーサネットは、少なくとも1つはPCにあるため)1つ追加するだけですから、ハブが手元にないユーザさまには、お手軽かもしれません。

    • シェアード ハブ(リピータ ハブ)を使う

      【準備するもの】
      • シェアード ハブ(リピータ ハブ)が必要です。
      • ロギングを行うPCにネットワークアダプタ(LANボード)が必要です。
      ■接続例


    • スイッチングハブ(ポートミラーリング機能)を使う

      【準備するもの】
      • ポートミラーリング機能付スイッチングハブが必要です。
      • ロギングを行うPCにネットワークアダプタ(LANボード)が必要です。
      ■接続例
      「シェアード ハブ(リピータ ハブ)を使う」と同じ
      ※SECS Packet Logger 実行PCは、スイッチングハブのミラーリングポートへ接続します。

    • ブリッジ接続を使う

      【準備するもの】
      • ロギングを行うPCにネットワークアダプタ(LANボード)×2が必要です。
      ■接続例

      ※ターゲットPCとSECS Packet Logger 実行PCとの間は、直接接続する場合は、クロスケーブルで接続します。


      以降にWindos XPによるブリッジ接続の設定例を示します。
      例)
      ターゲットPC : 192.168.1.100
      半導体装置 : 192.168.1.101
      SECS Packet Logger 実行PC : 192.168.1.110 (ネットワーク上未使用のIPアドレスであること)
      として、説明します。
      1. SECS Packet Logger 実行PCにネットワークアダプターを2つ装着します。
      2. SECS Packet Logger 実行PCを起動し、[ コントロールパネル ] – [ ネットワーク接続 ] をクリックします。


      3. 先に装着した2つのネットワークアダプターを確認します。
        この設定例では、「ローカル接続4」、「ローカル接続」がそれに相当します。
        ※先に装着した2つのアダプターに対応する接続が見つからない場合は、該ネットワークアダプタの取り扱い説明書を参照の上、正しく、インストール作業を行って下さい。

        2つの接続アイコンを選択し、右クリックします。
        下図のようなメニューが表示されますので、「ブリッジ接続」をクリックします。(既にブリッジ接続が存在する場合は、一旦、ブリッジ接続を削除されることをお勧めいたします)



        下図のように、自動的にブリッジ接続のアイコンが追加されます。


      4. 下図のように、「ネットワークブリッジ」を右クリックし、「プロパティ」をクリックします。


        通常のネットワークの設定と同様、IPアドレス、ネットマスクなどを設定します。


        ここでは、IPアドレスに 192.168.1.110 、ネットマスクに 255.255.255.0 を設定しています。


        最後に、「OK」をクリックして完了です。

      ※ターゲットPC 、半導体装置 の設定情報は、特に変更する必要はありません


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  3. TCPポート番号(HSMS)

    ロギングしたい「TCPポート番号」を指定します。

    【解説】
    ロギングしたいHOSTがHSMSで使用しているTCPポート番号を指定します。
    デフォルトでは、5000ポートです。

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  4. SECS Message Viewer を起動する

    「Viewer表示」ボタンをクリックすると、 SECS Message Viewer を起動します。
    現在、ロギング中であれば、現在、ロギングしているファイルを開きます。
    ロギング中でなければ、空の SECS Message Viewer を起動します。



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