チェック項目の詳細設定について

チェック項目の詳細設定について
ここでは、詳細なロギング有無の条件指定について説明します。

  1. 再送メッセージは無視する(シーケンス番号が同じもの)
  2. PSHフラグが未設定のパケットは、無視する
  3. データサイズが14バイト未満のものは、無視する

  1. メイン画面から、「環境設定」ボタンをクリックし、下記のタブを表示します。
    ※ロギング中の場合、一旦、停止した上で作業を行ってください。



    再送メッセージは無視する(シーケンス番号が同じもの)
    この項目をチェックした場合、
    TCPパケット情報のシーケンス番号が一致したパケット情報を無視します。

    この項目をチェック外した場合、
    「無視しない場合のエラー出力メッセージ」にコメントを記述してください。
    TCPパケット情報のシーケンス番号が一致したパケットを検出した際、SECSロギングファイル内に、ここで指定した文字列が出力されます。

    例えば、「無視しない場合のエラー出力メッセージ」に「再送メッセージ検出」と指定していたとき、下記のようなメッセージが出力されます。
    >> (s) 2008/12/28 12:22:10 [0x00000019 0000810D000000000017]
    <S01F13 W
        <L[2]
            <A[6]    "BGHSMS">
            <A[3]    "1.0">
        >
    >
    << (e)
    
    # *** 再送メッセージ検出
    # PACKET HEADER DUMP
    #  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  A  B  C  D  E  F     0123456789ABCFEF
    #  45 00 00 45 2e 3b 40 00 80 06 48 df c0 a8 01 33    E..E.;@. .H゚タィ.3 
    #  c0 a8 01 15 0c d4 13 88 ec 4c 0a 56 b3 29 b4 dd    タィ...ヤ.溢L.Vウ)エン 
    #  50 18 fd ec 71 be 00 00                            P. ・セ.. 
    # PACKET DATA DUMP
    #  0  1  2  3  4  5  6  7  8  9  A  B  C  D  E  F     0123456789ABCFEF
    #  00 00 00 19 00 00 81 0d 00 00 00 00 00 17 01 02    ...... ......... 
    #  41 06 42 47 48 53 4d 53 41 03 31 2e 30             A.BGHSMSA.1.0 
    
    								
    PSHフラグが未設定のパケットは、無視する
    この項目をチェックした場合、
    IPパケット情報のPSHフラグが未設定のパケット情報を無視します。
    通常、このフラグが未設定の場合、送受信が完了していないパケットと認識されます。

    この項目をチェック外した場合、
    「無視しない場合のエラー出力メッセージ」にコメントを記述してください。
    IPパケット情報のPSHフラグが未設定のパケットを検出した際、SECSロギングファイル内に、ここで指定した文字列が出力されます。

    データサイズが14バイト未満のものは、無視する
    この項目をチェックした場合、
    IPパケット情報、TCPパケット情報以外の実際のデータパケット情報のサイズが14バイト未満のパケット情報を無視します。
    通常、SECSのパケットデータの場合、14バイト未満の情報は、存在しません。

    この項目をチェック外した場合、
    「無視しない場合のエラー出力メッセージ」にコメントを記述してください。
    14バイト未満のパケットを検出した際、SECSロギングファイル内に、ここで指定した文字列が出力されます。


    編集を終えたら、「OK」ボタンをクリックします。設定した情報が反映されます。


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